ワンピのエース夢。
名前変換は無いのでそのままどうぞ。多分甘い。
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「おいでエース」
「…子ども扱いすんなって言ってるだろう」
「ぶっ」
笑われた。余計エースは機嫌を悪くする。彼女の方が年上なのは解ってるし、自分のしていることは子どもっぽいというのも理解しているが、それでも子ども扱いされたくないプライドがある。悔しいとでも言うのかもしれない。どう頑張っても、彼女より上にはなれないのだろう。
「10代な男が何言ってるんだか。アンタは私よりも子どもなんだ。それはどうにも出来やしないだろう、諦めな」
「…」
解ってはいるのだ。それでも、認めたくない。認めていても解りたくない。とても厄介だ。
好きな女とは対等でいたいと思うのはしょうがないと思うのだが、彼女はそうさせてくれない。
「いつかもしかしたら、私よりも大人になれるかもしれないけどね。今はまだそんなことに拘ってる時点で子どもだよアンタは」
「…るせ」
悔しいことこの上ない。自分で理解してはいて、更に彼女から言われるのが結構辛い。もう大人の身体付きなのに、こうやって子ども扱いされて子どもなんだと彼女自身から判を押される。いつかって、いつだ。いつ彼女に認めてもらえる大人になれるのだろうか。
「我が儘だねえ。今のエースでも、大人になったエースでも、私は良いって言ってるのに」
「……っ」
「ぶっ」
噴き出されるのは2回目だ。子どもみたいな発言をしたからではなく、今回は信じられないほど顔が赤くなってるからだろう。顔が、熱い。何てことだ。そんな風に言われて、嬉しいと感じてしまうなんて。
「ふふ、楽しみにしてるよ。エースが私も認める大人になれるのを」
「…くそっ、見てろよ」
「うん。ずっと待ってる。だからとりあえず今回はおいで」
「………畜生」
顔を赤くしたまま、エースは彼女の腕に抱かれた。
ああ、畜生。やっぱり自分は子どもだ。
こうやって彼女に抱かれるのは、嫌いじゃないし、これはこれで良いと思ってしまっている。
彼女の腕の中は、炎の自分よりも温かいんじゃないかと、エースはそう思って目を閉じた。
「おいでエース」
「…子ども扱いすんなって言ってるだろう」
「ぶっ」
笑われた。余計エースは機嫌を悪くする。彼女の方が年上なのは解ってるし、自分のしていることは子どもっぽいというのも理解しているが、それでも子ども扱いされたくないプライドがある。悔しいとでも言うのかもしれない。どう頑張っても、彼女より上にはなれないのだろう。
「10代な男が何言ってるんだか。アンタは私よりも子どもなんだ。それはどうにも出来やしないだろう、諦めな」
「…」
解ってはいるのだ。それでも、認めたくない。認めていても解りたくない。とても厄介だ。
好きな女とは対等でいたいと思うのはしょうがないと思うのだが、彼女はそうさせてくれない。
「いつかもしかしたら、私よりも大人になれるかもしれないけどね。今はまだそんなことに拘ってる時点で子どもだよアンタは」
「…るせ」
悔しいことこの上ない。自分で理解してはいて、更に彼女から言われるのが結構辛い。もう大人の身体付きなのに、こうやって子ども扱いされて子どもなんだと彼女自身から判を押される。いつかって、いつだ。いつ彼女に認めてもらえる大人になれるのだろうか。
「我が儘だねえ。今のエースでも、大人になったエースでも、私は良いって言ってるのに」
「……っ」
「ぶっ」
噴き出されるのは2回目だ。子どもみたいな発言をしたからではなく、今回は信じられないほど顔が赤くなってるからだろう。顔が、熱い。何てことだ。そんな風に言われて、嬉しいと感じてしまうなんて。
「ふふ、楽しみにしてるよ。エースが私も認める大人になれるのを」
「…くそっ、見てろよ」
「うん。ずっと待ってる。だからとりあえず今回はおいで」
「………畜生」
顔を赤くしたまま、エースは彼女の腕に抱かれた。
ああ、畜生。やっぱり自分は子どもだ。
こうやって彼女に抱かれるのは、嫌いじゃないし、これはこれで良いと思ってしまっている。
彼女の腕の中は、炎の自分よりも温かいんじゃないかと、エースはそう思って目を閉じた。
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